投票集計のバックヤード業務は、主に6つのサービスから構成されています。
この中から必要なメニューを組み合わせて選択いただくことができます。
投票用紙は、ハガキからA4まで選挙の立候補者数に合わせた設計が可能です。
また、ハガキサイズの場合は、表面に回収先の郵便情報などを印字し、そのまま郵便物として取り扱うもことも可能です。
会場で投票用紙を配布する場合など、投票用紙の不正を防止するため、シーケンス番号を予め印字して出荷することも可能です。その他、用途に応じて、会員や地区情報などを投票用紙に可変印刷することができます。
当社では、投票用紙の読取処理は、ダブルリード方式を採用しています。
通常のマークエラー以外にも、投票有効マーク数の超過エラー用紙も抽出し、確認・修正します。
通常のマーク状態であれば読み取りエラーはほとんど発生しませんが、マークが極端に薄い、消しゴムでの消し方が充分でない、などマーク自体が適切でない投票用紙の場合、読み取り結果がぶれる場合がごく稀に発生します。 こうしたケースに対応するため、マークシートは濃度設定を変えたレイアウトにて2回読み込み(ダブルリード)を行い、1回目と2回目の読み込みデータをコンピューターにより照合(ベリファイ)します。1回目と2回目の読み取り結果が異なる投票用紙については原本を確認し、人間の目による判断を行います。
マークの濃さは、マークシートの読取時に自動的に「1-16」のレベルに分類されます。最も薄いマークがレベル「1」で、濃度が上がるにつれ「16」に近づきます。実際に記入されたマークシートを回収すると、汚れ、消し残し、迷い書きの痕などが見受けられます。間違ったマーク箇所の消し残しや鉛筆などで不意についた汚れなどを誤認識しないよう、1回目のマーク感度値設定は「5=」に設定しています。しっかり濃くマークされたものを感知し、濃度レベル1-4(
)に該当する薄いマークは、読み捨てられ、取得されません。ただし、消し残しなどの他に、悪いマーク例のようなマーク専有率が低いものも、感度値設定「5」では認識されない可能性がございます。マークの意志があるにも係らず、悪い塗り潰し方により取得されないものに対応するため、2回目は「3=
」に感度値設定を上げて読み込みを行います。